「一本」の金メダル
北京オリンピックも今日が最終日らしいですね。
私のお気に入りの金メダルは、女子柔道の谷本選手の金メダル。
「一本」 にこだわった柔道で、
そして決勝の相手となったフランスの選手も 「一本」 にこだわる、
見ていてとってもすっきりとする、気持のよい試合だったからです。
勝つことは 目標
けれど、勝つこと以前に、
柔道らしい柔道をすることが二人の 目的 だったのではないでしょうか。
そんな二人がぶつかる、そこから生まれた金メダル。
「らしさ」 や 「在り方」 を大切にする二人を感じました。
失敗しない(敗けない)試合運びよりも、
自分にとっての成功(一本で勝つ)を目指す、
たとえ負けても悔いはないでしょう。
失敗しないことを目指すのと、
成功のためには失敗も受け容れる、のと、
人生にも色々ありますよね。
同じく柔道で(ただし男子)、
「勝てれば、どんな形でもいい」 と言っていた選手の金メダル。
それはそれで価値のあるものなんでしょうが、
そちらの金メダルは・・・・、私にはどうしても好きにはなれませんでした。