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2007年08月25日

小指

またまた、同窓会ネタで恐縮ですが・・・

旧友 「みたにー、今なにやってんのー?」

私   「ファイナンシャルプランナー」

旧友 「だったら、俺のお金、増やしてくれるわけ?」

私   「ごめん、どの株を買えば儲かる、なんていうことだったらそれは僕の守備範囲じゃないんだなー」  「何のためにいくら必要か、そのためにはどの程度増やさないといけないか、さらにそのためにはどのような方法が考えられるか、それを一緒に考えるのが僕の仕事」  「ところで旧友くんは、何のためにお金を増やしたいの?」

旧友 「そりゃあ、(ここで小指を立てて)これのため、お金あまってるから・・・」

私   「 ・ ・; 。」

最後の旧友の言葉で、がらがらがらーっと、私の心のシャッターが下りてしまいました。興も冷めてしまいました。
(口に出しては言えない、家族には内緒にしたい、それってホントにあなたやあなたの家族の幸せに必要なことなの・・・? それって、「夢」ではなくてただの「欲望」でしょ)

そんなことのために私は仕事をしてるんじゃねーっつうの!!
それに女性のことを、小指を立てて表現する、それも気にくわないんですっ!

私って、男のくせに、変なところで真面目すぎるんでしょーか?

2007年08月23日

父子家庭の夕食時の会話

中3の息子と二人で夕食をしていたときの会話

息子 「このお魚、 タネ あるん?」
私   「えっ?・・・、 タネ ・・・?」
息子 「だから、 タネ 、あるん?」
私   「それって、ひょっとして、 ホネ 、じゃない?」
息子 「・・・・ ( >_< ) 」

息子の言い訳は、
この一週間、おさかな食べなかったし(父も母も仕事や何やらでまともな食生活になっていないのです、ゴメン)、スイカばかり食べてたもんで・・・。

佐賀北高校の甲子園での劇的な逆転優勝も重なって、昨夜の食事時の会話は、父子二人でとっても盛り上がってしまいました。

2007年08月22日

五十にして・・・

先日の同窓会でのお話が続きますが、

中学時代の恩師が、孔子のお話をスピーチに引用されていました。
三十にして立ち、四十にして惑わず・・・っていう、あれです。

そういえば私も、
大学を卒業してから職を転々としていましたが、28歳で保険業界に就職したのが結果的には「職を転々」に終止符を打つことになりました。 三十にして立つ

それから、ピカイチの保険のプロになろうと色々模索する中で始めたFPの勉強がきっかけで、保険ではなくFPを職業にしよう!と決めたのがちょうど10年前=39歳。 四十にして惑わず

そしていま、五十を目前にして私はまさに、このFPという職業を通して私に与えられた役割を感じています。それがはっきりと「なに」と言えるようになるまでにはあとほんの少しの時間を必要としているようですが、のどまで出かかっている、という感じなんです。
ですから、もうちょっとで、 「五十にして天命を知る」 なのかなー。

職を転々としたおかげ(?)で「三十にして立つ」こともできましたし、FPという職業に出会うこともできました。
紆余曲折ありましたが、
すべては私の 「天命」 につながる、意味を持ったことだったんですねっ!

2007年08月20日

同窓会にて

卒業以来35年ぶりの中学校の同窓会で・・・。
丸テーブルの隣に座った、どこかよいところの綺麗な奥様風の女性から、
「三谷君、今どんな仕事してるの?」
ファイナンシャルプランナー!って答えても多分「保険のお仕事?」なんて聞き返されそうなので、そうしたらその時は「いやいや、よくそう言われるんだけど、私はホントのFP!」と切り返そう、そうすればおそらく今度は「ホントのFPってどんな意味?」って問い直されるだろう、そうしたら今度は・・・、などと想定問答を頭の中で描いていたら、「みたにくん!何の仕事やってるのっ?」ともう一度聞かれたので、
「わかんないかもしれないなー・・・・ファイナンシャルプランナー」
「うん、わかんない」
「えっ、聞いたことくらいはあるよね」
「いえ、聞いたこともないわ、ごめん、何やってんの?」

恐れ入りました。わかんない、という返事はまったく想定していませんでした。
私がFPとして仕事をやり始めた10年前には、「知らない」「何のこと?」という人も結構いらっしゃいましたが。しかし最近は、「ああ、お金のことを考える人?」「時々新聞や雑誌でそういう人、見たことがある」「保険屋さん?」など、一応みなさん、なんとなくぼんやりと、とりあえず聞いたことのある珍しい人種、くらいにはお答えいただきます。なのに、「わからない、聞いたこともない」っていう人が、それも私の同窓生にいたなんて。

「ファイナンシャルプランナー」を自称する方々、まだまだですなー。

2007年08月19日

セミナーのテーマ

以前は年に十数回もセミナーを行なっていましたが、最近は、おかげさまでお客様も増えてきて、自主開催のセミナーは年に4〜6回程度。
今年は春先に、情報誌アヴァンティさんとの打合せで、「働く女性のためのマネー講座」というシリーズで年4回を計画しました(Vol1.「かしこいお金の貯め方、ふやし方」は5月に開催しました)。シリーズ第2弾は「あなたに見合った保険、無駄な保険」というタイトルで8月25日(土曜日)に行なうのですが、本当は「保険」をテーマにしたセミナーはあまり気が進みませんでした。

私がセミナーを通して、最終的にみなさんにお伝えしたいことは、
○マネープランの第一歩は、これからの人生を真剣に考えること。保険であれ金融商品であれ、また、マイホームの資金計画でも将来に向けた貯金の仕方でも、これからの人生をどのようにしたいのかというイメージを少しずつでも創り上げていくことが、けっこう問題解決のヒントになる。
○逆にまた、金融商品や保険も、角度を変えて眺めてみることで、人生を考えるきっかけにもなる
○お金はあくまでも、私たちが幸せになるための道具。その道具の使い方を正しく理解して、自分に最も適した使い方を知って欲しい。
というようなことでしょうか。
ですから、保険をテーマにしたセミナーでも決しておかしくはないのですが、いやいや、保険はほかの金融商品よりもずっと人生を考えるきっかけになりやすいのですが、どうも気が進まないのです。

気が進まない理由・・・、私が、保険が苦手だから、ではありませんよ。苦手どころか保険業界に十数年いたのですから、得意中の得意なんです。ではなぜ・・・?。
それは・・・・、
保険会社や保険の外務員さんの「保険の見直し」セミナーがしょっちゅうどこかで行なわれていて、そしてそれらの参加費はたいてい無料で、保険会社や保険の外務員さんにしてみれば保険販売の見込み客探しが目的になっていることが多く、参加者の多くの方もまた、そういう販売者側の動機を心得ていて、結果として「保険」がテーマのセミナー = 「保険販売をビジネスにしている人が行なうもの」というイメージが半ば定着しているように私には感じられるから。
もちろん私の話の内容の7割ぐらいは「保険の見直し」セミナーと同じだとは思いますが、残り3割の話はまったく違う。なのに、セミナーでの私の話を聞かずに、「FPとは言っても保険屋さんなんだ」と言われるのが何だかいやなんです。

・・・「そうは言っても、保険のことで悩んでいる読者がたくさんいるのですから」と情報誌アヴァンティの担当者に促されて、「そうですね、保険も大切なテーマですもんね」ってなことに。
だから、
今度のセミナー、来てくださいねー。
「一味違う」保険の話をしますから。

2007年08月10日

結婚記念日

このブログを始めた一昨日は、実は私たち夫婦の結婚記念日でした。毎年その日は夫婦だけで外食します。今年も同じく、でしたが、帰宅すると子どもたちからの花束と置手紙。

「今年は記念すべき25周年だよ、覚えてたー?」
「夫婦二人とも働いている上に3人の子どもの子育てで、なかなか夫婦で楽しむ時間もなかったでしょうが、おかげで3人ともぼちぼち一人前に育ちつつありますよ。ありがとう!」
「苦しいこと、辛いこともたくさんあったでしょうが、3人の子の自立もあと少し。今まで同様、二人で支えあってこれからも頑張ってねー」
・・・ってな内容で、3人を代表して真ん中の大学1年生の娘の手紙でした。そして冷蔵庫の中には、ケーキと、関西で暮らす大学4年生の娘が送ってきたお酒が冷やしてありました。

夫婦での外食デートはぼちぼちでしたが、それでも子どもたちのおかげで、最高の記念日でした。

2007年08月08日

ブログはじめ

正直なところ、ブログには気が進みませんでした。と書くと、今読んでくださっている方々に失礼ですが・・・。ホームページを新たに作ったときに、何人かの親しい友人に強く促されて、どちらかというと「しぶしぶ」始める、というのが本音でしょうか。

なぜ気が進まないのか・・・?

だって、ブログがあっても度々書き込まないと意味がないでしょう。文章を書くのは嫌いではないのですが、私に文章を書かせたら人の数倍の時間がかかってしまうのです。そもそも、仕事でさえ滞りがちな私が、三日坊主の代名詞のように使われる「日記」と同じような類のものを続ける自信がなかったからです。それに、日記も20代前半までは書いておりましたが、その後はぱったり。(でも、高校から大学卒業くらいまでは、結構こまめに書いていました)

そしてまた、ブログなるもの、人生に真面目に取り組んでいる人が書くもののような気がしていて、真面目に取り組んできたとはイマイチ言い難いのが私の人生ですから、とっても恥ずかしいのです。

私に強く促した友人の方々! ブログの記念すべき第一ページが、こんな内容でも良いのでしょうか?ね。

ただし、書き始めた以上は自分の責任。続けるよう頑張りますので、みなさん、よろしくお願いします。