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手間をかける

先週参加した、福岡での小さな勉強会。
多重債務に陥った人の支援をしながら、「人生」や「自分自身」、「ライフプラン」の大切さに気付いてもらう、そんな活動をしている、ちょっと変わったFPさんの発表でした。

そのFPさんが大切にしていることは、

     「 手間をかける 」

多重債務に陥ったとき、たいていの人は法律の専門家の手を借りて(=お金をかけて)、
債務を整理したり過払い金利を取り返したりしているそうなのですが、
そのFPさんはお客様(多重債務者)に、
   自分自身で 「訴状」 を作らせたり、
   「裁判所」 に何度も足を運ばせたり、
結局お客様自身に相当かつ多大な手間をかけさせて、
解決に導くお手伝いをしているらしいのです。

 私   : それって、お客様自身も大変だけど、
        あなた(FPさん)自身も滅茶苦茶大変でしょう?
        それでいったいいくらもらってるの?

FPさん : 弁護士法との兼ね合いもあって、私はほとんどお金をもらえません (苦笑)
        割の合わないビジネス、というよりほとんど社会貢献活動のようなものでして・・・。

でもそのFPさんは、こう続けたのです。

       時間をかけて大変な手間をかけることで、
       お客様たちはいろんなことに気付かれるようです。
       そしてそれは、その人たちにとって、
       手間をかけなければ気付くことのできなかったこと のようなのです。

       世の中、「お金で解決」ということが増えて、
       手間をかけずに済ませることが多くなってきました。
       そのおかげで、私たちが失くしているものも大きくなってしまったように思います。

       自分で手間をかけて問題を解決したお客様たちは、
       そこからが私にとっての、本当のお客様だと思います。
       じっくりと 「ライフプラン」 でお付き合いを続けます。


脱帽です。  恐れ入りました。  <(_ _)>

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