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「事業」 と 「金融商品」

うちの事務所が主催する月に一度のFPさんたちの勉強会。
その後にビールで軽くおしゃべりをするのですが、今月のそのおしゃべりでのこと。

あるFPさんのつぶやき。
   時々行くスナックのママさんに、
   「将来のインフレなどを考えたら、貯蓄の一部はやっぱり リスク をとって運用しなきゃ」
   と話をするんだけど、なかなか保守的で、
   そのママさん、「どうしても、損はしたくない、元本保証の預貯金で」
   ということになってしまうんだ。

私のつぶやき。
   事業をしている人たちは、すでに「事業」 という大きなリスク にチャレンジしている
   のだから、その事業で稼いだお金をわざわざ、「金融商品」 という形でリスクを取ることは
   嫌がるんじゃないの。
   自分次第でどうにでもなる、(事業という)究極のハイリスク・ハイリターン
   追及している人が、「金融商品」 などというまどろっこしい運用は好まないでしょ。
   リスクをとれるお金があれば、そのお金は事業にまわすんじゃないの?

   教科書で 「ハイリスク・ハイリターン」 という分野に位置づけられている株式投資でさえ、
   事業を起こすことに比べればまだまだ 「ローリスク・ローリターン」
   「人の会社の株を買うくらいなら、私の事業の株を買いたいくらいですよ!」
   ってな感じでしょーか。

もちろん、「事業」 の場合のリターンは 「お金」 だけではありませんよね。
充実感であったり、自分次第でどうにでもなる、という感覚であったり、達成感であったり・・・・・、
お金では買えないものの方がとっても大きいみたい・・・。

私のお客様の「事業家」 たちから学んだことでした。

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