壁にぶつかったとき
最近の事例から・・・
その1.ある事業主の方いわく
志を同じくして仲間と始めた事業で、売上を上げるためにがむしゃらに頑張ってきた。
新しいお客様や商品も開発した。
けれど、売上も伸びてきた今・・・、
同じはずだと思い込んでいた仲間の志に大きなずれがあったことが表面化して、
会社の根幹が揺らぎ始めた。
売上を上げることよりも、
事業のビジョン、理念やベクトルを明確にし、一つにすることが
どれだけ大切なことなのか、やっとわかった。
その2.ある別の事業主の方いわく
それまでの人生で芽生えてきた思いが大きくなり、
それを形にするために事業を始めようと考えた。胸が躍りわくわくした。
ところが・・・、
いざ事業として行動に取り掛かった瞬間、
足がすくみ、がたがたと震えがとまらなかった。
大変なことを始めてしまった。
自分ひとりの頭や心の中のイメージであったときとは違い、
これからは多くの人と否応なく関わりあって、
お客様となるべき人たちや支えてくれる人たちに対して
大きな役割と責任を背負ったことを、実感した瞬間だった。
お客様からこんなお話を聞くとき、私はたいてい心の中でつぶやくのです。
「ヨカッタヨカッタ。順調じゅんちょう」 ( ^_^ )v
お客様は「コマッタコマッタ」と言っているのに、私がニコニコしているもんですから、
お客様は一瞬戸惑われます。
そんな時、ご紹介する言葉です。
カベにぶつかるのは、それだけ前にすすんだから
恐くて足がすくむのは、それだけ高く登ったから
すべてはあかし。 成長したあかし。
数年前、名古屋の親しいファイナンシャルプランナーから紹介してもらった言葉です。
「蒲郡競艇」 のつり革広告の中にあった一節だそうですが、
みなさん、この言葉って、結構スグレモノだと思いませんか?