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2011年03月22日

子の幸せと親の貯金

この何日間も、東北の大地震の被災者のことを思うと、
当たり前に暮らせて、当たり前に家族や同僚と話ができ仕事ができている、
私自身の恵まれた環境に、   感謝!感謝!感謝!  です。
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さて、今日初めてご相談に来られた方。
教育資金や年金、運用のこと、家計のこと、いろいろでしたが・・・、
例えば教育資金、子どもの学費、
           貯金から出すのが良いか、奨学金を利用するのが良いか、
           どう考えるべきでしょう?

     貯金(=親の負担)か? 奨学金(=子ども自身の負担)か?

     さて、みなさん、シンプルにこんな問いかけをされたら、どうお答えします?

我が家では、三人の子どもたちに、こう言ってきました。

     おとーさんとおかーさんにも、人生がある。
     幸せにならなくちゃいけない。
     だから、たとえ教育のためであっても、
     あなた(こども)たちに、
     糸目をつけずにお金を出すことはできませんっ。

    (これは多分に家族観や教育観の問題で、異論もたくさんあろうかと思います)

私は、親自身が幸せになること、活き活きできること、
それが子育てや教育にも最も大切なことだと思います。
だから、親の人生を削ることになってしまうほどの教育費負担であるのなら、
親がそのような負担をすることにはあまり賛成できません。

ですから・・・、
教育費をまるごと親が負担することが、
親自身の人生を削ることにつながるのかそうではないのか、
それを知っておくことがまず第一歩、と思うのです。

    それに・・・、

    子どもにかけるお金の量と、子どもの幸せとは・・・・・、
                         必ずしも比例しませんもんねー。

    難しいですねー。