パーソナル・ファイナンス
年に一度のFPフェア(日本FP協会主催)に、今年も参加してきました。
今年は、(私個人的には)収穫 「大」 でした。
が、その「収穫」 については、別の機会にご紹介するとして・・・、
気になったことが一つ。
主催者が使う言葉の中で、
「パーソナル・ファイナンス」 とか「パーソナル・ファイナンス教育」 という言葉が、
滅多やたらと目立つのです。
辞書によれば、 パーソナル : 個人に関する
ファイナンス : 財源、資金、財政、資金調達
主催者は・・・・、「日本ファイナンシャルプランナーズ協会」です。
そして、
「ファイナンシャルプランナー」 は・・・、「ファイナンシャルプランニング」 を行なう人です。
協会のスタッフの方たちは、何か勘違いされているのではないかしらん、とも思えてしまいます。
ファイナンシャルプランニングにおいて、
パーソナル・ファイナンスという考え方や知識はもちろん大切だけれど、
けれどそれは、「部品」 であって、私たちの本来の「職務のすべて」 ではないはずです。
私たちファイナンシャルプランナーのアイデンティティーは、
「プランすること」 にあるはず!
きっと、「プラン」を日常としているファイナンシャルプランナーが、とっても少ない、ということなんでしょーね。
こんな調子では、FPって、「学問や教育する人」 と思われても、しょーがないよなー。
一般消費者からは、「FPって、保険屋さん?」 というように勘違いされ、
当のFP協会は、「プラン」 という大切な文字列を軽視して、
だから、本来の意味で「ファイナンシャルプランナー」 としての仕事をする人(プランナー)が
なかなか育たないんですよっ
(o`ε ´o)